ザ・リターン 1-6『ルーシー』

●カミーユ
ベンを誘うも拒絶される。
●ジャック
リナを探す。意識を取り戻したルーシーと和解するが、彼女の様子がおかしいことを訝しむ。
●クレア
ジャックと決裂し、ピーターに思いを寄せる。
●リナ
アダムに匿われ、好意を寄せる。
●ピーター
ヘンリーに許しを請い、亡くなった友人の亡霊を視る。

●ジュリー・ハン
ヴィクターがすでに亡くなっていること、コールドウェルで死者が蘇っていることを知り、自殺しかける。
●ヘンリー(ヴィクター)
ジュリーに「あなたはぼくの妖精」だと言う。

●アダム
リナを保護する。トニーにはリナのことを亡くなった母だと偽る。

●ルーシー
一度心肺停止におちいるが直後蘇る。霊感に目覚める。

1年前、ルーシーはコールドウェルにやってくるとすぐドッグスターの店員になり、「セックス中に交霊ができる」と騙してジャックと関係を持った。
現在、医師の治療もむなしく死亡宣告を受けたルーシーだったが、直後息を吹き返す。さらに腹部の傷跡は跡形もなくなっており、すっかり健康体になった。
しかしルーシーは生前の虚言とは違い、本当に霊感を持つようになる。

 

カミーユの前から姿を消したリナは、アダムの家に匿われていた。邪な考えから彼女を匿ったアダムに対し、リナは「私を助けてくれた」と好感を持つ。

 

ピーターはヘンリーを見つけ、ヘンリーとその母を殺した友人の墓へと案内する。彼はヘンリーに許しを請いピストルを手渡すが、そのときどこからか死んだはずの友人が当時の姿で現れ、ピストルを奪い彼に突き付ける。撃ち殺されると覚悟した瞬間、友人は消えヘンリーはその場を去った。

 

ジュリーは警察署でヘレンに会う。ヘレンはジュリーにヘンリー(=ヴィクター)のことを聞き、自分も死者なのではないかと考える。
通り魔事件のあと命を長らえるも生きている実感を持てないでいたジュリーは、思いつめ自殺を考える。しかしヘンリーが現れ、「あなたはぼくの妖精」だと伝える。

 

クレアはジャックに前を向けていないことを指摘され、ジャックの下を去りピーターに想いを伝える。

 今まではカミーユの肩を持ち気味だったクレアが、一転リナの言い分を聞くように。嫌な言いかたをすれば、居なくなってしまった子を追いかけて手元にいる子には目が向かなくなってしまう、って感じですか。いやまあ行方不明の我が子を心配するのは当然なんですけど…。急に「カミーユが別人だったら」っていいだすのにはビックリだし、ジャックの「嘆き悲しむ相手がいなくて面白くないんだろう」「犠牲者ぶって悲しみに浸ってる」ってけっこうひどいこと言うな~と思ったのに、本人は後で「ジャックの言う通り」なんて肯定するし。そんなクレアがピーターの下に行ったのはまあ、呪縛から吹っ切れたってことでいいのでは…(笑)

 

そして今回はジャックの出番が多くてうれしい♥ 1年前のセクシーなシーンもありがとうございますって感じだし、ルーシーと向き合って語るシーンも誠実で良き♥ ルーシーの方も「本当に霊感があるって言いきかせた」ってちょっと可愛げのあること言うしストレートに謝って、これからは幸せになってほしいな~って思っちゃいました。先行きは不穏だけど…。

 

セクシーなシーンといえば、今回はリナもイチャイチャ、クレアもイチャイチャ、カミーユもベンを誘っててわあこの親子…!と思ったんですが、ベンはまとも(?)なようで良かった。あれが普通の反応でしょ(笑)